セッションをしていて、常に思っていたことがあります。
〝なぜに、そげな遠回りで断片的なビジョンしか見えないんだろう……〟
まず、セッションとは、〝お相手の高次元意識と、私の高次元意識の波長をあわせて、膨大な情報の中から必要最善のメッセージを受信させていただき、それをご本人にお伝えすること〟です。(ハテナ??となった方は一度ぜひお試しください。笑)
即ち私の思考などまったく及ばぬ領域のことなので、ただ自身のアンテナ(鏡)を磨いておく準備さえしておけば、後はお相手魂と宇宙にお任せなのです。
その、〝必要最善のメッセージ〟は、ビジョンと、それに伴う体感やキーワードで伝えて来られるのですが…本当に、支離滅裂なのです。(私はセッション後に見えたものは全て忘れてしまうので…セッション後のご感想をくださったお優しい方がいらっしゃるので、こちらをどうぞ♡)
例えば、お相手の親御様が3mくらいの身長になって見下ろしていたり、怪獣にみえたり、顔だけ大きく空に浮かんでいたり。いきなり車輪のアップが見えたり、手のアップが見えたり、知らない時代の知らない風景、異国の人や宇宙人のお姿が見えたり……すべて象徴的な意味があります。
それをお伝えするには、言語化せねばならないわけで…。お伝えしたところで、お相手もハテナ??かも知れないわけで…。毎回、必死に信じてビジョンの意味を問いながらお伝えするわけです。
なぜ断片的なイマージしか来ないのか。それは、自分が視覚優位ではなく体感優位だからだろう…と思っていました。私の場合、ビジョンと共に、体感(寒い、やさしい、鳥肌など)と感情(悲しい、怖い、愛しいなど)が先に情報として入ってくるのです。なんだか悲しい…車輪…?といった具合です。笑
これをすべて言い表し伝えきるための、最適な言葉は何か。
まるで、膨大な宇宙から小さな小さな針穴を通すような作業なのです。
まるでアイキャッチの画像のようなブラックホールのような感覚です。
微細な感覚や感情のニュアンスも、言葉にした途端に圧縮されてしまう。
そして向こう側の相手のフィルター(立場や状況)によって如何様にも変化して(解釈されて)しまう…。
往々にして人間社会の歪みとは、ここから生まれているような気さえします。
なんだか「言語化」って、相対性理論みたいだと思いませんか?
ちょっと、適当な発言をしてしまったので笑
ご参考までにAIさん による概要を引用させていただきます。
ドイツの物理学者アルベルト・アインシュタインが1905年から1915年にかけて発表した、時間と空間に関する理論です。特殊相対性理論と一般相対性理論の2つから構成されており、次のような特徴があります。
- 1秒や1メートルの長さは、立場や状況によって変わる
- 質量とエネルギーは同じもの
- 重力で光が曲がる
- 重力は時空のゆがみから生まれる
- 静止している観測者から見ると、光速で移動している物体の時間は止まっている(光速不変の原理)
- 重力は空間と時間を歪める(重力の相対性)
相対性理論の式として有名なのが「E=mc²」で、これは「ほんのわずかな物質にも、膨大なエネルギーが秘められている」ことを意味します。
相対性理論の最大功績は「光の謎」を解き明かしたことで、時間や空間は絶対的なものではなく、伸び縮みするものだということを示しています。
物質はすべて、光で出来ています。
花も虫も人も言葉も感情も…すべて最小単位の素粒子にしてみれば、〝みな、同じ〟です。量子力学ですね。
アメリカの理論物理学者でノーベル賞受賞者のフランク・ウィルチェック氏も『物質のすべては光』や『すべては量子でできている』と提唱しています。
私たちが普段何気なく言葉にする時。それは宇宙とブラックホールのような、相対性理論が生まれるような、運命的な瞬間なのかも知れません。
さておき、きちんと説明された言葉や、連続した映像で伝えられたなら、人は容易に左脳で思考処理できてしまいます。
ですが、断片的なキーワードでしたらどうでしょうか!
以前、北野武さんが「俳句は素数である。日本の古くからあるエンタメは無駄を最小限まで削ぎ落としたものだろう」というお話をされておられるようです。これを実証しているのが、私のセッションだと思います。
こんな感じのものが見える、冷たくて悲しい…眩しくて…とっても愛おしくて…懐かしい…
人は連想ゲームのように、〝イメージ(共感)〟します。圧縮された言葉によって思考処理され、歪みが生じる前に。
思考(左脳の思考)よりも、イメージ(右脳の感覚)の方が、圧倒的に情報量が多く伝わるのです!
敢えて最も伝わりやすい手段で、最も歪みが生じにくい手段で伝えようとしてくれていたのです!!
なんということでしょう。宇宙って、人の高次元意識って、愛があって完璧だと思いませんか?感動して涙が出そうです!
実際に、セッションの最中は「よくわからない」(さもありなん笑)と仰っていた方が、後から「気づきました!納得しました!」とご連絡して教えてくださることもよくあるんです。(ちなみにその頃、私はもう内容を忘れてしまっているのですが)よく考えたら当然ですよね。圧縮前の情報をお持ちの当人ですから。
それに気づいてからは、〝言葉〟を選ぶときには、お相手の遥か遥か遠い…過去と未来が詰まっていることを感じながらお伝えさせていただいています。
いま感じている魂が、より愛しくなるのです。
そんな想いをお伝えしたくて書いてみました。
いつか相対性理論のアインシュタインと、イマジンのジョンとヨーコさんと一緒に飲みながらお話できたらいいのになあ♪
結星